■四日市諏訪商店街振興組合活動■
中小企業課題対応支援事業 第5回調査・委員会開催
2020-10-20
中小企業組合等課題対応支援事業 第5回 調査・研究委員会 報告
四日市諏訪商店街振興組合
※この事業は、全国中小企業団体中央会様のご指導と援助のもと実施させて頂いている。
開催年月日 令和2年10月16日(金)13時30分〜16時00分
開催場所 スワセントラルパーキング 2階 大会議室
出席者(出席者数 13名)
(専門家委員) 1名(オンライン出席1名)
(委員長・委員)5名
(組合役員) 5名
(オブザーバー)2名
<協議事項>
□駐車場利用状況調査(アンケート)の途中経過を発表した。10月16日現在:配布605枚 回収304枚 回収率50.2%。
組合員向…新たに建て替える51.5% 駐車場を含む複合施設54.5% 施設内に診療所病院、公共施設27.3% 電気自動車充電設備施設必要51.5%
※ 組合員の半数が、複合施設を併設した建て替えを希望している。
関係先…駐車場を選ぶ基準に料金が安い、88.3% 当駐車場が必要か、37.5%
スペース拡充、47.5% 施設内に飲食店がほしい48.3%
※ 周辺住民からは、比較的駐車料金が安いとあり、利用価値のある駐車場を求めている。
時間貸し利用者…飲食、買い物に利用、50% 目的地まで5分以内、90%
利用頻度は月に数回、45.2%、今回初めてが16%
駐車場スペース及び車の通行幅拡充を望む、50%以上
※ 時間駐車の方は、近くの商店を利用する方が多い。停めやすい駐車スペースを希望している。
月極利用者…この駐車場を目的に近いから、79.7% 駐車場スペースや道路からの出入口には不満もあるが、今後も利用したい、75.9%。店舗、飲食店が欲しい、30%、現状の駐車場でよい、44%
※ 月極駐車の需要は、諏訪・諏訪栄地区から多い。
□ 11月6日の第6回で中間発表・11月24日の第7回で分析結果を公表する。
四日市近鉄駅前整備事業の第2回委員会が10月16日開催され、Web出席された村山先生から説明を頂いた。それによると、近鉄百貨店とスターアイランド跡地の間を通る西町通りを中央通りに繋げる案が決定した。
□ビジョン作成事業 委託先の㈱ヌーブ一級建築事務所の石田祐也氏から“駐車場建て替えプラン作成業務検討資料②”で3パターンを基に説明を聞いた。
1. 敷地を広げた(諏訪町11番の区画)のパターンで、コア(トイレ・エレベーター)を真ん中におき、道路から目立つように1号線、新道側にショップやカフェ オープンテラスを配置。駐輪スペースもあり、屋上にはルーフトップレストランを作り夏のビアガーデンに利用できる。出入口を今より南側にすると新道側に出るのは少し不便かもしれないが、260台は駐車できる。
2. こちらも敷地を広げてのパターンで4面とも駐車場やショップなどに使え、またスロープの下にも駐車できる。各階に車いす対応が4台ずつでき台数の確保もできる。屋上にもルーフトップレストランを作り出入口は今と同じ。
3. 現状の敷地でのプランだが、スロープの位置をどこにするのかがこの駐車場には大切なことだ。ここにもショップやカフェもつくるが駐車台数は今より60台減り92台くらい。駐車台数が減るので収入面の工夫が必要。
オンライン参加の村上彰人先生からは、ショップやカフェも必要だが、駐車場をメインに考えたほうが良い。駐車台数を減らして、趣味のスペース(レンタルスペース)にして新しい収入源をするのもどうだろうか。駐輪場は、自転車シェアリングに対応した設備も良い。
石田氏からは、電気自動車に対応したEVスタンドを作れば、充電の30分間カフェを利用してもらえる。床をフラット式にして、文化意識の高い施設を導入したらどうかと話された。
□次回、11月6日(金)13時30分開催の「第6回 調査・研究委員会」では、引き続きアンケート中間報告と、石田氏のお話を聞く。
10月12日迄のアンケート中間報告