■四日市諏訪商店街振興組合からのお知らせ■
第1回トータルプランを終えて
2019-06-20
第1回 トータルプラン作成事業を終えました
6月20日午後1時より、全国商店街支援センターの第1回トータルプラン作成事業を当振興組合で開催した。今後の商店街(10年後とか・・)のプラン作りをするためである。
とかく人は、自分のことしか考えられないものである。自分が死んだら後の街はどうでも良い、といった無責任な自己中な考え方である。
昭和20年6月の真夜中、四日市上空をB29が襲った。祖父と父親は、女子供を田舎へ疎開させ、命を懸けて店の土地を守った。焼夷弾の火柱の中、祖父と父は駆けずり回って、東海道筋のこの土地は私たちの土地なのだと祈る気持ちで守ったに違いない。
今回のワークショップは、2色の付箋紙に「この街にあったらいいもの」と「この街に来てほしい人」を書いて西脇正倫先生にまとめていただいた。
楽しい作業だった。自分の店と周辺の通りを眺めると、あまりの閑散さに絶望的になるが、こうした作業を多人数でしていると、将来に希望が湧いてくる。共有できるKJ法効果に感謝である。
外から四日市を眺めている人には、四日市はただの通過点にしか思えないそうだ。否、今や四日市は公害の風評を払しょくして、環境都市、工業都市、観光都市への努力を続けている。
四日市の心ある人々が、良くしていこうというたゆまぬ努力を続けている限り、必ず先人の期待に応えることのできる街になると信じている。
アナーキーでまったりした街、伊勢人らしいおおらかで豊かな四日市の街を構築していきたいものである。
第2回は7月18日(木)13時より、スワセントラルパーキング会議室で開かれる。