■四日市諏訪商店街振興組合活動■
令和2年7月から取り組ませていただきました三重中央会様の“中小企業等課題対応事業”は、令和3年1月15日開催の組合員皆様を交えた“成果普及講習会”をもって終了いたしました。
取り組み当初から新型コロナ禍に見舞われ、東京大学准教授 村山顕人先生には一貫してオンラインでのお話となりました。最終当日も一体どうなることやらと危惧致しておりましたが、18名の皆様のご出席をいただき、ヌーブ一級建築事務所の石田祐也様と、村山先生のオンラインでの講習会で無事終えることが出来ました。
“調査研究委員会”で出された三十三総研様のアンケート結果を踏まえて、“駐車場の建替えプラン”では、石田様に斬新な建替えデザインを描いて頂きました。それはまさに、パーキングから諏訪新道へ、諏訪新道から四日市の中心市街地全体へ影響を及ぼすようなすばらしい構想図でした。石田様は提案してみえます。
四日市の中心市街地、その真ん中に位置するスワセントラルパーキングは、街の回遊性に寄与する重要な位置にあたります。1階には、その活動がまちなかに溢れ出るような駐車場以外の多機能な店舗を張り付かせ、屋上階には、街を見渡せるようなルーフトップレストランを配置します。そして、全体として将来の自動車利用のニーズへの変化(電気自動車化等)を見据えた、柔軟性のあるシンプルな構造であることが望ましいのです。
また、村山先生からは“これからの地区まちづくりのビジョンとは?”として
諏訪地区街づくりビジョンは、みんなが共有する街の将来像が大まかに描かれたものであり、それは事前確定的な計画でなくて、活動を進めながら確認していくものである。
活動に優先順位を付けて実施しつつ仲間を増やし、反省会をもって次のアクションに繋げていくことが重要である。
まさしく、諏訪新道が昨年実施した“パーキングデー・こども広場”が、コロナ禍の中で開催予定されている“エキサイト四日市・バザール2021”に繋がり、そこから諏訪新道の活性化、そして、諏訪地区全体の“生活文化創造ゾーン(中心市街地グランドプラン まちづくり提言より)”構築に向け進めていくことになるのです。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。